こういうの書き出すと、あれこれ思い出しすぎてなかなか進みませんね。。。
前編↓
中編↓
そして、今日で終わるか?!
意地でも終わらせます。
後編の始まりです~
彼のことが好きだと確信した私。
そして恋している私には分かる、彼も私に好意があると。
彼との2ヶ月を振り返ると、常に他のヘルパーとも同居していましたが、明らかに私と仕事したがる、話したがる彼。たしかに私は3人のヘルパーの中では一番力仕事に向いておりフットワークも軽く、またお互いアウトドアも好きなので、とにかく気が合いました。しかし、私の英語力は3人の中で一番下。それでも、彼は私とコミュニケーションをとりたがりました。
この彼から感じる私への好意がどういったものかは分かりませんが、悪いものでないというのは分かりました。
ちなみに、ホストとヘルパーの関係である私たちはもちろんキャンプに行っても、別テントで寝ますし、仕事以外での身体接触はありません。
そんな彼が好きな私と、私に好意がある彼との二人生活が始まりました。
二人きりの朝食、昼食、夕食、映画鑑賞。
緊張するのかと思いきや、それがものすごく楽しくてリラックス。
彼が空港から帰ってきた翌日にキャンプに行く予定でしたが、あまりにもバタバタするので一日延期に。延期した一日は、キャンパーの準備をしたり車の点検をしたり、買出ししたり、家の片づけをしたりと普通に過ぎていきましたが、私の頭は相変わらずドリカムの『うれしい!たのしい!大好き!』が回っていました。
♪~
初めて会った時から 違うモノ感じてた
自分の中の誰が 心をつついていた
友達にはうまく言えない このパワーの源を
"恋をしてる”ただそれだけじゃ
済まされないことのような気がしてる
きっとそうなんだ めぐりあえたんだ ずっと探していた人に
目深にしてた帽子のつばを ぐっと上げたい気分 ♪~
この歌、うちのためにあるんちゃう?!
って、本気で思いました。
キャンプ一日目(9/2 )
出発の朝、荷物の積み込みや車の最終点検があったので作業着で朝食を食べ、ことを済ませてから着替えて玄関前集合。
ここで、彼はまさかのジーパンに長シャツ、革靴、オシャレ帽子で登場!!
過去2ヶ月の彼の仕事以外での普段着は、寒くても決まってTシャツ、短パン、ビーサン、キャップ帽。病院に行った時と、キャンプ前に空港へ行った時の二度だけジーパン&シャツ姿を見たきりなのに、まさかのキャンプ初日にこの彼なりの正装で現れました💦
私は思っいきりカジュアルな格好で、なんで正装をしているのかと聞くと、『前に正装で現れたら、褒めてくれたから。』との答え。たしかに、初めてそして二度目に正装を見たときに、そういう格好も似合うねって褒めていました。
あとから彼に聞くと、このとき既に彼的には二人きりキャンプデートな気分の始まりだったそうです😊
そんなキャンプの初ランチは、これまたまさかのおしゃれカフェ。前回のキャンプでは、ほぼ毎食自炊だったのでびっくり!彼からは『この町を最後に、この後は店も何も無いから。』とのことでしたが、これも彼のデート気分からだったそうです😅
道中はとにかくお喋り。たわいもないことやお互いの家族のこと、これまでの人生など、今まで話さなかった深い話もけっこうしました。
1泊目はファームから約500km北上したキャラバンパークに宿泊。ランチがけっこうボリュームがあったので、夕食はクラッカーとチーズだけ。
実は彼、ランチがあたったらしくお腹がピーゴロロ。しかも頭痛まであるようで、体調が優れずにシャワーを浴びに行きました。
その間に、私は彼の宿泊用の車の上に備え付けてあるキャンパーを組み立ててあげました。そして、私は路上に自分のスワッグ(ベッドだけのテント)を立てて彼の戻りを待ちました。
シャワー後もフラフラの彼は、もっとお喋りしたそうでしたが、先は長いので寝るように促して1日目終了。
私は一人スワッグの中で、楽しかった今日と彼の回復を思って眠りにつきました。。。
が、寒くれ寝れない!!!風が強くて、タイヤの隙間からスワッグにもろに当たる風が冷たいのなんの。。。彼のキャンパーに潜り込みたい衝動にかられながらも、ドン引きされたくないし、なんせ病人だしそんなのダメダメと自分に言い聞かせて眠る努力をしました。。。
キャンプ2日目(9/3 )
頭痛の治まった彼とベーコンエッグの朝食を済ませ、今日はどっちに向かおうかとキャンププランを立てました。
で、今晩の目的地をざっくり決めて出発!
道中は綺麗な海や砂丘、ワイルドフラワーを見たりしてご満悦の私。しかし、彼のお腹は相変わらずピーゴロロが続いていました。
お昼過ぎに、興味深い洞窟を発見しました。洞窟散策に行ってみると結構いい感じで人気も少なく、今晩はここでひっそりキャンプすることに決定しました。
もちろん、この洞窟でキャンプすることは禁止ですが、ゴミを出したり火を使うわけではないので寝袋を持ち込んで1泊だけすることに。
洞窟の中は真っ暗なので、日が沈むまでの2,3時間は洞窟の入口でお喋りしていました。
このときの私の心はドキドキ!!
だって、イケナイことを好きな人と共有して、しかも今晩同じ空間で仕切り無しでのお泊まりですよ!!!もうね、正直な思いを打ち明けたい気持ちでいっぱい。お喋りしながら、彼の唇を見ながらキスしてみたい衝動にかられたりと終始ドキドキ。
そんなことして気持ち伝えてその後がどうなるかなんて分からない。でも、好き過ぎて何か行動を起こしたい。
日が沈む前に車に戻って早めの夕食を摂り、お互いに寝袋を抱えていざ洞窟の中へ。
岩がゴツゴツしていているので寝心地のいい場所を探して、寝る準備をしました。岩場のせいで、私たちの寝袋はけっこう離れ離れ。これについて後から彼に聞くと、彼的には気を遣っていたそうです。
特に何も無くおやすみ~となってしまい、それでも一人ドキドキしていると、1分後に彼から『眠れる?』との声が。
もちろん私は『眠れない!』と跳ね起きると、『もっと近くに寝袋を持ち寄って話そう。』と彼からの返事。
そしてお互いの寝袋の上に寝転がりながらお喋り・・・
せっかくなので ”洞窟”についての話をすることに。これまでの洞窟の思い出や、洞窟の中で生活したらどうなるとか、たわいもないお喋り。
すると彼が私に洞窟に関する面白い質問をして、それに対する私の答えはNo。
そして、私たちはキスをしました。。。
これ以上は二人だけの秘密にさせてください!!!
ここまで読んでくれたのに、大事な部分をはぶらかしてごめんなさい。
ここの詳細は、死ぬまで二人だけの秘密ということになっているので。
そして 9/4 洞窟から出てきた私たちはカップルになりました。
以上が、私たちが出会ってカップルになるまでの馴れ初めです。
7月4日に出会って、9月4日にカップル成立です。
実は、ここからが大変なんですけどね。
これまた長編になりそうなので、また分けて書いていこうと思います。
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