愛とダーリンと私

28歳年の差婚国際カップルがAUSでのんびり暮らすなかで感じた見つけた、不思議な自然な家族や愛の形について語ります。かなり不定期更新ですが、せきららな気持ちを綴りますので、よろしくお願いします。

【プロポーズ~報告】私の舞い上がりから現実へ

私の旦那は28歳年上のオーストラリア人です。

実は今月で出会って5年目を迎えました。

この 4年間は順風満帆だったかというと、、、色々ありました。

一番の難関は、私の家族に理解をしてもらうまで(今も??)でした。

 

私たちは2015年7月に出会って、その2ヵ月後にプロポーズ、そしてその2ヵ月後に結婚という展開でした。

詳しくはこちらをご覧ください。

kengyonouka.hatenadiary.jp

 

一番辛かった時期は、プロポーズから結婚するまでの2ヶ月間!!

私の家族からの猛攻撃でした。。。

 

プロポーズ後に考えたこと

2015年9月8日にお互いにプロポーズをし、北上キャンプを中断してファームへ戻ることにしました。

ファームから1300kmほど離れたところにいたので、数日間かかります。

その間は今後のプランを二人で考えました。

 

まず、結婚予定日について。

私の家族にまだ彼の存在すら話していないこと、しかし私のワーホリビザが12月26日に切れてしまうことを考慮して三ヶ月以内にしようと。

そして、彼が私のラッキーナンバーが11であることを知っていたので、2015年11月11日に決定しました。

 

次に、どうやって家族に報告するか。

家庭にもよるとは思いますが、基本的に欧米では子どもの結婚に親が口を出すことってあまりないようです。本人が決めることだし、他の者が口を出すものではないと。

たまに映画でも、結婚してからの事後報告とかもあったりしますよね。

実際に、彼の3人の子どもと2人のステップキッズの結婚には全く口を出していないようです。これは無関心というわけではなく、アドバイスはしても最終決定は本人の意思の尊重だそうです。だって、家庭を作っていくのは彼らだし、自分ではないと。(確かに!!)

そのため、私より28歳年上の彼の場合は、子どもはすでに独立してそれぞれに家族持ち、両親は80歳以上の高齢ということもあり、わざわざ今報告しなくてもいいというスタンス。

なにせ、彼自身が子ども達との関係が良好とは言いがたいので・・・

kengyonouka.hatenadiary.jp

 

そんな考えのオーストラリア人の彼でも、私が日本の家族に報告することには慎重でした。

なにせ、これまで彼の存在は『ファームステイ先のオーナーさん』程度でしか伝えていなかったので。。。

そして、28歳という年の差、これが3度目の結婚ということを、私以上に本人が重く受け止めていました。

そのため、いきなりの結婚報告ではなく、『真剣に付き合っている人がいる→直接会って紹介したい→結婚の話』という流れがいいのではないかとアドバイスを受けました。

しかし私の性格上、決まっていることを後から話すのがすごく嫌いでして、結果から言ってしまいたいタイプなのです。特に結果が良いときはなお更。

私の中では、生まれてはじめて心の底から好きな人ができて、しかも両思いで、結婚の日程まで決まっているだなんて、とっても良いことだと思っていました。

しかも彼は紳士的で、誠実で、賢くて、たくましくて、面白くて、器用で、ハンサムで、優しくて、笑顔はかわいいし、声はかっこいいし、経済的にも安定しているし、健康的だし、お酒は飲まないし、タバコも吸わないし、タトゥーも無いしと超優等生。文句の付け所がない!!

これまでの私の人生で母から反対されたことは一度もなく、いつも私の味方で応援してくれたので、私は絶対に喜んでくれるという自信がありました。

 

母への報告

プロポーズから2日後に母に電話をしました。『報告したいことがある。ものすごく好きな人ができた。』と私が言うと、母には『そう、よかったね!お相手は誰なん?』と言ってもらえました。

そうなると嬉しさを抑えきれず、『ファームのオーナーさん!お互いに結婚を考えてるから、来月にでも日本に連れて帰ってみんなに紹介して、そのまま日本で結婚したいと思っている。私のラッキーナンバーの11月11日を予定している。すごくステキな人だからみんなも気に入るはず!』っと、一気に言ってしまいました。

すると、少し間が空いてから受話器の向こうで母が『えっ??ファームのオーナーさんってすごい年上ちゃうかった??ちょっと急な展開過ぎでよく分からんのやけど。。。また時間置いてから電話ちょうだい。とりあえず、おめでとうーーー』と言って、電話を切られました。

私は母におめでとうと言ってもらえたことが嬉しくて、彼にも大丈夫だったことを報告し、2人で喜びました。

さっそく母にはツーショットの写メを送って、その夜は安眠しました。

 

実は以前から、紅葉の時期に上高地へ家族旅行に行きたいという母の夢がありました。

家族旅行メンバーというのは、母とそのパートナーA、姉夫妻とその子ども2名、妹とその彼氏、そして私。

それが約1ヶ月後の10月末を予定されており、オーストラリアに行く前から母にはこの時期に一時帰国してきて欲しいとお願いされていました。

私としては限られたワーホリ期間中だったので、参加できるかは分からないと返事し続けていましたが、今回の結婚のことでその旅行にも彼を連れて参加しようと思いました。

なにせ全てのタイミングが良すぎる!

彼をみんなに紹介できるし、日本旅行も一緒に出来るなんて最高!と思っていました。

 

そして、その2日後に母と再び話しました。

私たちはまだキャンプからの帰り道で、キャンプファイヤーの前に座っているときに、母からの電話がありました。

その電話は、先日とは打って変わって母の声のトーンが低く、私は一人車の中で母と話すことにしました。

母は、彼のこと(素性)を話して欲しいとのこと。

私は、彼が28歳年上(母より1つ上)であること、過去に結婚歴が2回あること、子どもはいるけどみんな独立していること、経済面が安定していること、私たちの過ごしてきた2ヶ月はとても濃く彼はとても誠実であることなどを伝えました。

そして母からは『あなたは舞い上がっているだけ。一度彼から離れて一人で冷静に考えなさい。この間はあまりに急な報告に驚いておめでとうと言ってしまったけど、こんな短期間でいきなり結婚だなんて賛成できない。』と言われ電話を切られました。

私はこれまでと180度違う母の態度にショックで、電話の後一人で車の中で泣いていました。

様子を察した彼が車まで迎えに来てくれ、キャンプファイヤーの前で電話の内容を報告しました。

この話を聞く彼の横顔が今でも忘れられません。

炎に照らされた、これまで見た中で一番辛そうな表情。


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でも私たちは諦めることなく、2人で前へ進むことには変わりありませんでした。

この後、母との溝が更に深まるととは知らずに・・・

 

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