愛とダーリンと私

28歳年の差婚国際カップルがAUSでのんびり暮らすなかで感じた見つけた、不思議な自然な家族や愛の形について語ります。かなり不定期更新ですが、せきららな気持ちを綴りますので、よろしくお願いします。

夢見るアラサー女は日本を出た

傍から見た私は文武両道で仕事もできる女。

しかし中身は歪んだ恋愛観、そしてそれから生まれた密かな夢をみるアラサー女でした。

 

kengyonouka.hatenadiary.jp

 

世間は全くをもって私の夢など知らなかったでしょう。

私も全くそれを匂わせていませんでしたから。

 

ある日、人生の大きな起点となる旅行に行きました。

人生初の海外旅行 in ウガンダ!

英語が全く出来ずに行った旅行から戻って来てきた頃には、

英語が話せたら仕事も住む場所も友達も幅が広がるのに!

という思いに駆られ、半年後には仕事を辞めてカナダへ語学留学、そしてギリホリが始まりました。

アフリカが人生を変えたんですよね。

この辺りの詳細はこちら↓↓↓

www.naiveme.net

 

カナダでの2年間

半年の学生ビザ、1年間のワーホリ、半年の観光ビザをぶっ通しで使ったので、カナダには2年間滞在していました。

この2年間は人の縁にも恵まれ、びっくりするほど楽しかったです。

楽しかった最大の理由は、私の本質とちゃんと向かい合ってくれる人とたくさん出会え、自分で自分が大好きであることが再認識できたからだと思っています。

 

私という人間

私は勉強や仕事に対してかなり真面目にストイックです。

私は負けず嫌いで、運動大好きなかなり活発な女です。

私はビールが大好きで、当時だとジョッキ10杯くらいは飲めました。そして、最後は芋焼酎のお湯割りで占めるという。もともとジュースを飲まない私にとって、女子に人気なチューハイやカクテルはケミカルの味しかしません。

私は女の子らしい振る舞いや仕草ができず、どちらかというとガサツです。 サラダの取り分けとかするタイプではありません。

私は化粧は薄め、服装はシンプルカジュアル、しかも流行りに疎いというか、流行っているものが好きではありません。服に限らず、流行りの音楽、お店、芸人、テレビ、ドラマなどなどに相当疎いです。

私の髪は黒くて固くて多いので、染めたりパーマをしても何の変化もありません。

私は薄い奥二重で、鼻も口も小さく、色白でもありません。

私の外見や振る舞いに女らしさがありません。

 

文書だけで読んでいると、面白くてサバサバしてて、それはそれでモテそうとか思う人もいるかもしれませんが、全てがなんちゃってではなくガチなのです。

そして、私の外見や振る舞いに女らしさが全くないのです。

 

カナダに行く前の自己分析ではこんな感じの私ですが、自分の『女としての自信』を除いて、それなりの自信はありました。

それぞれの分野で良い成績を残してきたし、友達も幅広く多いし、年々知恵と経験を備えて強くなってきました。

しかし、それは私を『女らしら』から遠ざけるもの。

こんな私は日本の生活では女としては全く興味を持ってもらえず、合コン的な飲み会に行っても誰にも女として相手にしてもらえず『強い、一人で生きていけそう』というレッテルを貼られる一方でした。

それでも、自分の本質である真面目なストイックさや、活発さ、大好きなビールを諦めてまで、『女らしさ』を手に入れたいとは思いませんでした。

せめて『見た目の女らしさ』を手に入れるための努力をしてもよかったのですが、やはり長年染みついたボーイッシュが今更感を強めて抜けませんでした。

カナダに行く前の約30年間、男性から直接告白されたことは一度もありませんでした。もちろん自分からの告白もありえませんでしたし、真面目にお付き合いをしたことがありません。

しかし、こんなに男性に興味を持ってもらえない私でも、女としての自信は無いものの自分のことは好きでした。

 

こんな私でも好きになってくれる人達との出会い

先にも書きましたよう、カナダでの2年間ではいい人にたくさん出会いました。

ガチ真面目に勉強する私を更に鼓舞してくれる先生やクラスメイト、活発な私に負けじと活発な友達、活発さを活かして地元のスポーツチームに参加できたこと、チームメイトとの飲み会、ビール好きの友達とのビールを手作りしたりと、ありのままの自分をさらけ出してその姿に素直に好感を持ってもらえました。

日本では素を出すとドン引きされることの多かった私の本質ですが、カナダでは大好評だったんです。

私のことを好きだと言ってくれる男性にも出会いました。

自分から好きだと言える人にも出会いました。(上手くはいきませんでしたが)

この2年間の体験で、自分のことが更に好きになれました。

 

日本に戻って

カナダでの2年間が終わり日本へ帰国。

お金がなかったので、帰国から一ヶ月後には常勤講師として学校現場に戻りましたが、毎日の生活に刺激が無く、現実に愕然としました。

しかも、以前よりもかなり強くなっている私は浮く一方。

カナダ前の私なら、日本社会に馴染もうと努力したでしょうが、帰国してからの私は、自分のいるべき場所は日本だけじゃないことを知っていたので、次のワーホリを決めました。

年度末まで仕事をして、退職後すぐにオーストラリアへ発ちました。

 

人生最後のワーホリへ

年齢的にこれが人生最後のワーホリ。

カナダ滞在中には出来なかった、憧れのファームステイをしながらオーストラリアを旅することが目的でした。

そして、そこで今の旦那と出会い恋に落ち、今があるのです。

 

kengyonouka.hatenadiary.jp

 

 

海外放浪やワーホリは現実逃避だという意見があるようですが、日本人が日本で生活することだけが現実と誰が決めたのでしょうか。

母国とは違う言語や文化の中で生きていくって、ものすごく大変です。

世界中どこにいたって、生きている限りは現実です。

 

日本ではモテなかった女が海外ではモテて勘違いしているということも聞いたことがあります。

まさに日本で通算0勝、オーストラリアで運命の人に出会った私のことかと思いますが、何かいけないことでしょうか。

素の自分がウケただけです。別に媚びてるわけでも、ぶりっ子しているわけでも何でもありません。

 

ありのままの自分を受け入れて素直に好きだと言ってくれる人達がいる所で生活したかっただけです。

そして、そこで運命の人に出会っただけ。


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夢見るアラサー女は日本を出たことにより、夢のような現実の世界で生活し続けているのです。

 

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